活動報告
北海道議会カナダ、米国訪問団の一員として両国を訪問(5)[海外]2010年09月02日
マサチューセッツ州議会庁舎
7月16日、午前9時にバスでホテルを出発し、ボストン総領事館、マサチューセッツ州政府を訪問した後、マサチューセッツ州議会を表敬訪問するとともに、同州と北海道との姉妹提携20周年記念式典に出席した。式典には、マサチューセッツ州ティモシー・マレイ副知事と高井北海道副知事が、これからの一層の友好親善を図る書簡を交換した。
その後、同州議会庁舎を視察したが、1978年に完成したこの庁舎は米国内で最も壮大で素晴らしい建物と云われ、大理石、錬鉄、彫刻が施された芸術的な建築物であった。下院の本会議場では、賛成の緑ボタンと反対の赤ボタンで投票し、電光掲示板に議員の名前とその賛否が表示されることになっており、興味深かった。上院は議員の数も少ないようで、発声投票であるという。また、待合室には歴代知事の肖像画が飾られていた。
ボストン市は、米国で最も歴史のある街であるとともに、全米でも有数のハイテク企業の集積地でもあり、コンピューターや航空宇宙産業などが立地されている。また、英国風と云われるレンガ色の街並みが目立つ中で、アメリカでも有数の広々とした市民公園があるなど、緑も豊かな印象であった。また、アメリカ建国の舞台ともなり、独立戦争における重要な事件が起きたところでもあり、アメリカ最古の大学であるハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの存在やアメリカ創世記の史跡も多く残っている。
ボストンといえば松坂投手が活躍するレッドソックスの本拠地であり、球場内には入れなかったが歴史のある球場の雰囲気だけは外から視察することができた。この日も試合が予定されており、熱心なファンが入場を待っている光景は日本と同じであった。また、バスの中からであったが、ビル街の真ん中にあるボストンマラソンのゴール地点も確認することができた。
パークストリート教会をはじめ伝統の建物や高層ビルをバスの中から見ながら、ビジネスセンタービル内にあるマサチューセッツ州立大学のクラブハウスに向かった。同大学のジャック・ウィルソン博士、そして高井副知事、北海道アメリカ協会の伊藤義郎会長の挨拶と続いたが、いずれも、これまでの北海道とマサチューセッツ州との交流の歴史や、これからお互いの交流を更に深めることの必要性などが述べられていた。また、北海道とは特に縁の深いクラーク博士の功績などが語られていた。
終了後、我々は、ハーバード大学のライシャワー日本研究所で日本への留学を希望する学生の支援を行っているデッド・J・ギルマンさんと、歴史学部教授のアンドルー・ゴードンさんのお二人と通訳なしで1時間程度懇談した。お二人からは、北海道の企業や自治体、学校などで是非、日本に興味を持つ学生を受け入れてもらいたいとの要望があった。その後、広いハーバード大学構内を探索して大学を後にした。この日午後6時からは、マサチューセッツ州政府関係者や大学の方々を道と道議会が招待し、夕食会が開催された。



