活動報告
北海道議会カナダ、米国訪問団の一員として両国を訪問(2)[海外]2010年08月23日
ロイヤル・アルバータ博物館正面にて
7月13日、午前7時に朝食(日本との時差マイナス14時間)、その後アルバータ州政府関係者の出迎えを受け、前回(平成20年10月)ここを訪問した際にお世話になったオカダ明子さん(現地に居住し通訳・翻訳業務の会社を経営)や州政府通訳で札幌出身のメルドラム由香里さんと再会した。
アルバータ州の州都であるエドモントン市は人口約75万人、カナダの玄関口に位置し、農業が中心産業である一方、豊富な資源を有する地域でもある。この日は、最初にロイヤル・アルバータ博物館を視察した。ここには同州に生息する動植物や鉱石など、先住民族であるインディアンの時代から現代までの1千万点を超えるコレクションが整然と展示されていた。午前10時の開館を待つかのように親子連れや学生の姿が目立っていた。
その後、州議会庁舎を訪問し職員から館内の説明を受けた。中心となる議事堂は約100年前にカナダ・ケベック州から運ばれた2千トンもの大理石で建設された重厚な建築物である。回廊には歴代のアルバータ州首相や副総督の肖像画が所狭しと掲げられている。それぞれの絵が異なるスタイルで描かれているのは本人が画家を自由に選んだからという。庁舎は5階建てで4階部分から見学が可能となっており、傍聴席は215人分ありテレビ中継されている。また、ここでは、州議会が開会されている間、その証として「職杖」と称される杖を本会議場に置くことになっている。開会の際、議長とともに「職杖」を持った守衛官が本会議場に入場し、所定の場所に置くということであるが、同州議会の伝統を重視する姿がそこに見られた。
午前11時30分から州主催の昼食会が議事堂内のカリオンルームで開催され、ケン・コワルスキー議長の歓迎挨拶の後、石井議長並びに高橋知事の代理として高井副知事からそれぞれ挨拶があり、その後、道側の出席議員の紹介が行われた。コワルスキー議長と私は、私が道議会議長であった平成20年10月に、日本とカナダの修好80周年を記念した式典への出席と州議会議事堂敷地内に設置された日本庭園の完成祝賀会に出席した間柄であったことから、同議長は挨拶の中で、私を一番最初の友人と言ってくれたのは感慨深かった。昼食会終了後、雨の中ではあったが前回訪問時に私が植樹した木などを確認した。特に、日本庭園完成時の状況を記した銅板に私の名前が英字で明確に書かれているのが読み取れ、州議会の庭に永久に保存されることとなるこのプレートに感激した。
13時45分、再びホテルを出発しカナダ最大のショッピングセンターであるウエストエドモントン・モールを視察した。外は雨であったが大勢の人が訪れており、大型のスケートリンクや盛夏のハワイ海岸を想起させる温水施設、そして中華街、レストラン街など数多くの店が並び、遊戯場からは子供達の歓声が聞こえていた。
17時30分からはスコールの中、十勝管内鹿追町と姉妹提携を行って25年となったストーニー・プレイン町を訪問し、町長を表敬した後、ヘリテージパークで開催されたバーベキューレセプションに参加した。ここでは、地元自治体職員が焼いたステーキやハンバーグのほか、ポテトサラダなどが出され我々を歓迎してくれた。また、屋根を打ち破るような激しいスコールであったが、この地方では珍しいという。子供達が降雨の中、シャワーでも浴びるかのように衣服を濡らし雨を楽しんでいるようであった。鹿追町民とストーニー・プレイン町民は25年間もの交流が続いていることから、再会を楽しむ人達で多くの車座ができ、話に華が咲いていた。



