活動報告
ロシアサハリン州を訪問[海外]2010年06月14日
サハリン州政府を表敬訪問
5月18日から20日までの日程で、北海道議会サハリン州訪問団(14名)のメンバーとして参加した。私自身、サハリン州には昨年5月にも知事などと訪問しており、今回で5度目の訪問である。道議会とサハリン州議会とは平成12年5月に相互協力に関する協定を締結し、両議会の議員が相互に訪問しながら様々な分野で連携・協力している。
今回は日程の都合で成田空港からユジノサハリンスク空港へ向けての出発となった。 新千歳空港からであれば約1時間の所要時間であるが、この日は約2時間を要し、北海道からは近くて遠い国との印象を改めて強く感じた。ユジノサハリンスク空港到着後、入国手続き、手荷物検査を終え、バスで宿泊先のメガパレスホテルに移動しチェックインした。サハリン時間は、日本とはマイナス2時間の時差があり、ホテル到着は現地時間で午後10時だった。
5月19日は最初に北海道サハリン事務所を訪問した。ここには2人の道庁職員が勤務しており、小田原所長から最近のサハリン州の状況について説明を受けた。その後、平成13年4月に開設された北海道ビジネスセンターを訪問し、北洋銀行から同センターに派遣されている三浦氏から、現地の情報や各種ビジネス交流におけるサポート業務などの説明を受けた。
次に、同じ建物内の在ユジノサハリンスク日本総領事館の米本領事を表敬訪問した後、サハリン州の原油、天然ガスプロジェクトであるサハリンⅠ並びにサハリンⅡを運営している最大の企業であるサハリンエナジー本社を訪問し説明を受けた。その後、バスで移動しサハリン州政府を訪問しゲオルギーイワノフ副知事と会談した。ここでは、稚内−コルサコフ(大泊)間の定期フェリーの乗客減などの課題や北海道とサハリン州との経済交流を更に促進することなどを協議した。
午後3時からはユジノサハリンスク市内のスラヴィアンスキーバザールを視察した。ここでは豊富な食材が陳列されていたが、野菜などの食料品や雑貨などは極東ウラジオストク経由で韓国や中国から輸入されているとのことであった。視察を終えた後は御土産店ゲルメスに立ち寄りそれぞれ思い出の品を買い求めた。
午後4時40分からはサハリン州議会への訪問である。州議会の定数は28人であるが、当日はエフレーモフ議長他14名が我々を出迎えてくれた。私は何度か同州議員と会っているが、女性議員のイワノフさんや、農業出身のゴミレフスキー氏は顔を覚えてくれており、握手にも一段と力が入った。両議会の議長がそれぞれ挨拶後、懇談に入り、一層の友好が図られた。午後6時からはサハリン州議会主催の歓迎レセプションが開催され、議員同士の会話が弾んだ。私は自社製造の日本酒「金滴」を持参し飲んでもらったが、ウオッカを飲む彼らに好評であり喜ばれた。1時間程度の懇談後、再会することを約束し、有意義に今回のサハリン州議会訪問は終了した。
3日目の20日は、午前9時にホテルを出発、市内の北海道銀行ユジノサハリンスク駐在員事務所を訪問し、對馬所長からサハリン州へ進出している道内企業に対する支援状況や道とサハリン州との経済協力などについて説明を受けた後、昨年10月に完成したサハリン州最大の大型ショッピングセンター「シティーモール」を視察した。ここには、スーパーを中心に衣料品店や家電店、劇場、レストランなどが並び、サハリン州民約52万人のオアシスとなっているという。
サハリン州は、ロシアでもモスクワに次いで平均個人所得が高く、今後もサハリンⅢのプロジェクトが推進されると社会資本の整備も更に促進されことから、ますます北海道との交流が促進されると思われる。この日午後1時25分発の空路で成田へ向かい、3日間の日程を無事終了した。



