活動報告
第1回定例道議会を終えて思うこと-1[議会]2006年05月02日
第1回定例道議会を終えて、その内容と所感を織り交ぜながら3回に分けて報告します。第1回目は財政再建へ向けた取り組みです。
財政再建へ、知事の意欲を感じ取る
平成18年度北海道一般会計予算は3月24日、第1回定例会で議了され成立した。2兆7,600億円と、前年度対比5.8%減であり、平成6年度の水準に戻る緊縮型で、減少率も実質過去最大となった。高橋知事は財政危機を踏まえ、1,800億円の収支不足を解消するため新たな「行財政改革」を決定し、給与などの削減により収支均衡を図ったのである。健全な道財政に戻すことが予算編成の最大の命題でもあった。
知床世界遺産、広域振興事業の推進、食と農・観光など重点的に予算配分され、さらに少子化対策、子育てや就業支援、子供の安全通学対策、中小企業やNPO法人などに向けた新融資制度を含む「新生ほっかいどう」資金の創設による北海道経済再生も配慮されている。さらに中小企業対策、特に北海道ブランド事業の展開や観光資源の発掘、企業誘致など政策的にも積極的姿勢が見られ、将来に向けての北海道再建に対する知事の意欲を感じ取った。
財政再建では人件費を10年で21%削減や公共事業は19年ぶりの低水準であり、道財政再建に対する意欲が見られ、厳しい財政事情を配慮するならば、緊縮予算編成の中で最大限努力した跡が見られる。道税収入の大幅な増加は見込まれず、地方交付税削減など赤字体質解消へのギリギリの予算編成であることは否定できず、財政再建の第一歩になったことは間違いない。


