活動報告
平成15年第2回定例道議会[議会]2003年08月19日
当初議会運営委員会で決定した日程内で代表質問、一般質問、予算特別委員会、常任委員会が史上初めて日程どおり終了した。
定刻開会の徹底で議会運営そのものはスムーズに進んだが、高橋知事、理事者側の一種の戸惑いの中、横路道政以来20年続いたやり方を今議会で一度に変えることは不可能であり、試行錯誤の議会であったのは否定できない。
答弁調整廃止は理事者と議員両者に緊張感はあったものの、与党としては重要課題の再質問は行うとしながらも「いずい」部分があった。また、疑問点は次の機会に先送りする方針としたりすることとした。野党も本年度骨格予算で賛成していることもあり、準備不足で追求ができなかったのではないか。質疑、質問には類似した課題も多く、今回知事に対して428本されたが、代表質問では質問時間が60分に対し答弁が105分と長いとの指摘もされたが、今後本会議中心から委員会議論を活性化するとするならば、本会議の代表質問、一般質問は国会と同様、再質問を止め本質問のみとし、休会日や議案審査日を短縮するなど日程を精査し、予算特別委員会の日程を増やすことなどで議会議論が深まるように検討すべきではないか。
いずれにせよ今定例会では、
- 定刻開会の実施
- 長い間の慣習であった答弁調整の見直し
- 期末手当を引き続き10%削減(3年間)
で各会派が合意を見た訳で、多くの議会改革課題を残したが千里の道も一歩からであり、道民の期待に応えられるべき研鑽努力してまいりたい。
公共投資
高橋はるみ知事就任後、初の政策予算が決定した。道の単独事業を中心に390億円余りの追加となったが、道独自予算で編成する投資単独事業を抑えたことが6年連続の落ち込みとなったのは、道税収入の落ち込みや地方交付税の削減などによって700億円の収支不足となり、歳出削減などで110億円を確保したものの、残る590億円は財政健全債の発行や減債基金などの活用でやりくりしたものである。
新規事業では、遠軽警察署の改築設計費、留萌sの看護師通信制教育センター設計費、また本道初の中高一貫教育のための中等教育学校の新設等、高等学校では斜里高と有朋高の校舎改築設計、札幌北陵高の改築調査、特殊学校では手稲養護学校の設計費、八雲養護学校改築は着工、伊達とえりも町で栽培漁業拠点(マツカワガレイ)センターの実施設計費が、農業試験場の施設整備に長沼中央農試と上川農試、十勝農試などに予算がそれぞれ計上され、建設施設の設計費計上が目立っている。
農業関連
平成8年度から実施されてきた本事業は、食料・農業基本法と家畜排泄物法の施行に伴い食料自給率向上と環境に調和した持続的農業を推進するための基礎条件となる農業生産基盤等の整備を早急に促進することを目的として、農業者が必要な整備に積極的に取り組めるよう道と市町村が連携して農家負担を軽減する特別対策を実施、道営および公社営農業、農村整備事業のうち対象工種に係る農家負担を市町村が一定割合で軽減する場合、必要な経費の一部を道が助成し、平成17年までの5カ年間で実施するものである。
この事業に寄せる農家の期待は大きく、事業期間は土地基盤整備の4工種(暗渠、区画整理、土層改良、用水施設)が平成17年度まで、家畜ふん尿施設が平成16年まで。過去2年間で1,364億2千万円を投入し、平成14年度までの整備率は土地基盤整備で42%、ふん尿施設で48%になっている。2年の整備期間を残す基盤整備で暗渠が61.8%、区画整理が81.2%、土層改良が63.7%、用水施設が56.9%となるが、未整備箇所が残ることは必至であり、平成18年度以降について最大の課題となる。


