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活動報告

定例会の所感[議会]2003年05月12日

議員提案条例について

今回の議会で注目されることは、自民党提案の「空き缶等の散乱防止に関する条例案」、民主党が提案した「プレジャーボート等の事故防止に関する条例案」の2条例を議員提案で議決したことであろう。

空き缶等散乱防止条例案は空き缶やペットボトル、たばこの吸殻、ガムの紙くずなどのポイ捨てを禁止する内容で、違反者には2万円以下の過料の罰則が適用されることになる。また、プレジャーボート等の事故防止に関する条例案は、昨年9月サロマ湖沖の釣船転覆事故が起きたことによる遊漁船等の安全確保を期するため、救命胴衣の着用を義務化し水難事故防止を目的とした内容である。

この2つの条例案提出は半世紀ぶりの議員提案と揶揄されたが、今後は地方分権の伸展が進み方向付けがされる事が予測され、道民のニーズを察知し、理事者側提案の国に呼応する義務的法律改正による条例案だけでなく、議員提案条例を上程する努力をしなければならない。

産廃税について

昨年の第4回定例会で継続審議となっていた道産業廃棄物循環的利用促進税(産廃税)が再び提案されたが、私には党道連の政調会長として決断をしなければならない重要な議会となった。

当初は理事者提案条例に新たに業者の環境リサイクル関連施設の整備や研究開発費補助金として、税収の10億円の補助事業を先行実施させる。また、最終処分場へ搬入する産業廃棄物について税導入1年目と2年目には暫定税率を当初案の内容を変えるなどして提案してきた。しかし党道連として関係する12団体から全て意見聴集を数回に亘り行ったが、いずれの団体も「白紙撤回を要望する」との結論であり、当初は堀知事引退の花道論もあり賛成の方向であったが、「選挙後の新しい知事や道議が検討すべき問題」、あるいは「現状の本道経済が低迷しているときでの新税導入は不況に拍車をかける」などの意見が続出し、「反対一色の業界の意見は無視できない」との結論に達し否決することとなった。

私は反対派の急先鋒といわれたが、中小零細業者の悲痛な声を直接拝聴し、この条例を今議会で賛成することにはならないと判断したものである。新聞論調には、選挙目当てで環境問題に理解を示さない自民党道連などと書かれたが、循環型社会の構築に反対をするのもではなく、いずれの日にか条例を制定すべきであろうと考える。決して環境に背を向け反対することが選挙に有利に働くからだという思いはなかった。なぜかしらいつもは新税の導入となると真っ先に反対する共産党や民主党が、新税・増税に賛成したことは私は納得がいかなかった。このことにより議会が深夜にまで及び、会期が1日延長されたことは残念であったが、結果として選挙中多数のとうふ製造業や食品加工業を経営する方々から賞賛の言葉を賜り、安堵の気持ちでいっぱいであった。

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